11月6日(日)柳川ビルマッサージ室にて定例会が行われました。
まずは小谷田会長より受領委任払いの実現に向けての動きについてお話がありました。現在の往療マッサージでは「償還払い」により療養費が支払われています。実際は代理受領ということで、患者さんから受け取る額は1割から3割になっていますが、原則は全額支払った後、患者さんが保険者に一部負担金を差し引いた額を請求し、療養費の支給を受ける事になっています。実は3割強が代理受領が行われておらず、手間ひまがかかっているそうです。最悪は承認されず、多額のマッサージ代を払ったままという事も起きてしまいます。しかし最初から受領委任払い制度となっていればこのような心配はありません。ただ、訪問マッサージの業界でも不正請求が多数あり、そもそも保険者が締め付ける動きにありますので、どう受領委任制度に持って行くかが課題だそうです。本年度中には結論を出す見込みです。
引き続き本部での人事の話がありましたが、ここでは詳細は省きます。
さらに神奈川県のあはき推進協議会と来年の賀詞交歓会についてお話がありました。来年は新年会は行わず、今年忘年会を行う事、1月の定例会は第4日曜日に行う事が決まりました。
会長の話の後は、先月行われた三療研修会についての感想や意見交換が行われました。データの取り方や個々の手技による効果の違い等、今後の我々の課題も見えて来たような気がします。
後半は実技の時間になりました。体の動きを理論的に理解し実践しようとしてもできなかったり、適当にやった方が力が抜けて意外としっかりできたりと、手技療法の難しさを実感しました。会長も仰っていましたが、まずは触れた時、探ってコリを捉えた感覚がしっかりと分かる事が大事です。ページ最下部に動画を載せておきますので見てください。上手な方がやると体がぶれていないのにしっかり圧を伝え、ゆっくりと大きく揺さぶって施術をしているかが分かります。
定時より若干早く定例会を終了し、居酒屋「魚民」にて会議を行いました。定例会では話しきれなかった事を語り合い、今後の活動や次回の定例会のテーマについてなど話し合いました。
0コメント