令和2年3月8日(日)13:30より八杉神社にて定例会が開催されました。世間で騒がれているとおり、開催の可否に関して事前に問い合わせも何件かありましたが、任意の参加にするということで、当日は5名の参加となりました。
当初予定していた萩原副会長の膝関節症に対するアプローチは延期となりました。予定を立てて行うか、突発的に行うかは未定ですが、参加者がある程度いるときにしましょう、という話になりましたので乞うご期待です。
前半は療養費に関する質疑と意見交換の時間となり、いくつかのテーマで話し合いを行いました。
まずは同意書の診察日のタイミングについて。無診察同意はあってはならないということで、一昨年10月より「診察日」欄が新設され、必ず診察した上で同意をもらわなければならないことが明確になりました。初回同意は分かりやすいですが、再同意の時は同意日の何日前の診察が必要かということは、疑問に思っている方も多いかもしれません。現状、明確な日にちは指定されていませんので、数ヶ月前でもよろしいということになっています。患者さんによっては2~3ヶ月ごとに通院する方もいまが、それはその日で良いことになります。あとはその事実が正しいということを説明できる準備をすることです。
次に出た話題は、東京都の国保と後期高齢が「国保連合」化することです。既に神奈川県では何年も前から実施されている仕組みが東京都でも実施されるということになります。役所ごとに提出していたレセプトを一括して国保連に提出することになります。おそらく都内在住の施術管理者の元には通知が届いたと思いますので、その指示通りに行ってください。今度からは「総括票2」の上に「総括票1」が必要になると思います。注意が必要なのは現住所が都内で、他県の老人ホーム等に入居されている方です。
出来事として、国保から患者さんのところへ実態調査のアンケートが来た話がありました。いないとは思いますが、偽りなく施術をしていれば問題ないかと思います。接骨院では「患者さんはわからない。こちらで書きますので持ってきてください」といった話を聞いたことがありますが、今回の例では患者さんと一緒に、わからないところを説明しながら確認したそうです。
その他の出来事として、厚生局による施術管理者の集団指導が各地で実施されています。参加した方の話によると、行政の立場として「療養費取扱いに関する注意事項」や「受領委任の取扱い規定」の説明があったそうです。特に不正をしないようにということを強調した内容だったそうです。集団指導は義務ではなく、療養費に関する通達や規定等を熟知していれば必要のない事ですが、行政サイドとしての見方を知る上では参加しても良いかと思います。平日昼間開催だったり、質疑その場で受け付けない等は若干不便です。
後半は4人残り実技の時間となりました。相互の不良箇所を改善するというテーマで、施術前には状態を観察し、30分で施術を行いまた確認という流れを2回繰り返しました。主訴、腰部臀部症状3名、肩背部症状1名で交代して施術を行いましたが、全員に改善が見られました。
今回はいつもより早い16時に終了しましたが、内容の濃い定例会となりました。次回は4月12日(日)総会です。新型ウイルス騒動がどうなっているか予想もつきませんが、可能な限り参加をお願いします。
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