東マ会笹原会長(日マ会副会長)が不定期で配信しているメールを転載いたします。19条裁判について書かれていますので、興味をもって見ていただきたいと思います。
後半部分は昨年の19条問題決起集会で、当会の大場会長が読み上げた指定発言(スピーチ)が引用されています。
以下引用↓
東京都按摩マッサージ指圧師会(東ま会)
トウマ ササハラ ハイシン 第005号 19 09 10 ☆ bcc 配信
あん摩マッサージ指圧師等法19条裁判 令和元年9月5日結審 口頭弁論では、原
告側から国の反論に対する反論を提出したいとの発言があった。原告側の文書は裁判
官が受理することが確認され、今回をもって弁論を終結することとなった。
口頭弁論終了後、東京地裁2階記者会見室にて記者会見が開かれた。会見には主要
な報道機関を中心として15社ほどが参加していた。
会見で大胡田誠弁護士は、裁判の経過を説明した上で、これまで経済的自由権に関
する積極な目的の規制には「明白性の基準」で判断されてきたこと、そして今回の判決にもこの基準が焦点となるのではないかとの見解を述べた。大胡田弁護士に続いて、各団体の代表者からの発言もあった。また、記者会見と平行し、東京地裁前で集会が行われた。集会では、判決の日まで街頭宣伝活動の協力を求めるとともに、19条を守るために共に頑張っていくことをあらためて確認した。
今後の運動について
街頭宣伝の実施
・ 19条関東協議会として実施
・ 毎月19日をめどに実施
*実施予定日
・9月19日(木)
・10月18日(金)
・11月19日(火)
*場所:東京地裁前
*時間:17時~18時の間
各団体全体で実施
2 裁判所に対する働きかけ
9月5日以降に、19条関東協議会として計画
3 判決の日
*集会と記者会見を実施
9月5日の結果を受けて、19条関東協議会で検討
4 声明文の作製
9月5日の結果で、19条関東協議会として確認
あん摩等法19条が撤廃され、自由に養成学校が設立されたり定員の増加が行われた場合、この業界はどうなってしまうのでしょうか?新規参入が増え、柔整師や鍼灸師の専門学校もシフトチェンジをして、あん摩マッサージ指圧科を増設してくることが考えられます。
現在でも定員の確保が難しくなっている状況で、専門学校間での学生確保が激化し、伝統のある学校も経営悪化で立ちいかなくなる恐れがあります。
次に免許所持者が今まで以上に増加し、技術の未熟な免許所持者が増えることも考えられます。現在の学校及び養成施設は国家試験に合格させるためだけの機関[という意味合いが強くなっているのではないでしょうか。その結果において教員不足や教育の質の低下を招き、単に資格を取得しているだけの人材を輩出しているのではないでしょうか。これまで我々の業界は
医療を標榜してきましたが、今、あん摩等法19条がなくなってしまったらどのようになってしまうのか。しっかりと見極めなければなりません。
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